──平均は高いが、下がる人が多数派になる──
「48歳になると、年収はどうなるのか?」
- 平均年収は高いと聞く
- ただし周囲では下がっている人が増えた
- 自分だけ伸びていないのではと不安になる
48歳は、
年収分布の“見た目”と“実態”が最もズレやすい年齢です。
この記事では、公的統計に基づく分布の考え方から、
- 48歳会社員の平均年収(男女別・地域別)
- なぜ平均が参考になりにくいのか
- 47歳との決定的な違い
を整理します。
※本記事は、個人の能力や価値を評価するものではありません。
年収分布上の「位置関係」を理解するための参考情報です。
結論:48歳会社員の平均年収(男女・地域別)
まずは結論です。
48歳会社員の平均年収は、次の水準が目安になります。
東京(48歳)
| 性別 | 平均年収 |
|---|---|
| 男性 | 約885万円 |
| 女性 | 約600万円 |
大都市(東京除く・48歳)
| 性別 | 平均年収 |
|---|---|
| 男性 | 約630万円 |
| 女性 | 約520万円 |
地方(48歳)
| 性別 | 平均年収 |
|---|---|
| 男性 | 約590万円 |
| 女性 | 約390万円 |
※賞与込み・年収ベース
※公的統計(5歳階級)をもとに48歳を推定した参考値
※賃金構造基本統計調査は正社員・フルタイム寄りの分布です
47歳と48歳の決定的な違い
47歳では、
- 平均年収:横ばい
- 実態:下がり始める人が「一部」
でした。
48歳では、
- 平均年収:まだ高止まり
- 実態:下がっている人が多数派
になります。
理由は明確で、
- 役職定年・処遇見直しが本格化
- 昇給対象から完全に外れる
- 上位層だけが平均を押し上げる
ためです。
48歳は、
「平均=普通」では完全になくなる年齢
と言えます。
48歳は分布のどこにいる?
48歳時点の分布感は次の通りです。
- 年収550万円前後
→ 分布の中心〜やや下 - 年収600万円前後
→ 維持できていれば上位寄り - 年収700万円超(東京)
→ 明確な上位層
ここで重要なのは、
平均年収は、
上位層の数値になっている
という点です。
参考:46〜48歳の推移(イメージ)
48歳は、
45〜49歳階級の後半に位置します。
東京(男性)
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 46歳 | 約880万円 |
| 47歳 | 約885万円 |
| 48歳 | 約885万円 |
※平均は維持されるが、内部では下落者が増加
地方(男性)
| 年齢 | 平均年収 |
|---|---|
| 46歳 | 約605万円 |
| 47歳 | 約600万円 |
| 48歳 | 約590万円 |
※明確な下落傾向
48歳時点の平均年収の特徴
48歳の平均年収には、次の特徴があります。
- 平均は高いまま
- 中央値はすでに低下
- 「維持できている人」が少数派になる
そのため、
「平均に届いていない」
=「キャリア失敗」
ではありません。
48歳では、
- 年収を維持
→ 分布上では上位 - 緩やかに下落
→ 年齢構造上は自然
という見方が適切です。
48歳から意識すべきこと
48歳以降は、
- 上がるか下がるか、ではなく
- どのカーブで下がるか
が重要になります。
- 急落していないか
- 役割と報酬が極端に乖離していないか
48歳は、
年収の「高さ」より
安定性を見る年齢
です。
まとめ:48歳年収の正しい見方
48歳会社員の平均年収は、
- 東京:
男性 約885万円/女性 約600万円 - 大都市・地方では
緩やかな低下局面
という水準です。
48歳は、
平均はまだ高い
しかし多くの人は下がっている
という、
分布のズレが最大化する年齢です。
平均との差ではなく、
- 下がり方が急でないか
- 自分の位置がどこか
を見ることが、
48歳以降の年収を冷静に捉えるための軸になります。




